FPD測定手順

【検出器特性に関する注意事項】
【前準備】
 【通常測定の場合】(Acquireモード)
 【Analog Integrationの場合】
【途中で測定を止める】
【その他】


【検出器特性に関する注意事項】

 フラットパネルは電荷蓄積型の検出器であり、IP等と同様に、測定前にEraseを行う必要があります。IPの場合、Eraseランプを照射することによって、励起された電荷を緩和させて消去を行っていますが、フラットパネルの場合、データを読み出して溜まった電荷をキャンセルすることが「Erase」することに相当します。従いまして、フラットパネルでは1枚目に読みだされるデータはごみデータとして、必ず破棄しなければなりません。実際には、1回読み出しただけでは溜まっていた電荷が完全には解放されず、2枚目まで余分な強度が引きずられることがあるようです。よって、連続で読取を行い、2枚目もしくは3枚目以降を有効なデータとして保存するようにしてください。(「Acquire モード」で測定を行う場合、読取と読取の間にWait Timeが入り、この待機時間の間にも実際には露光された状態にありますのでご注意ください。)

【前準備】

  1. X線シャッターが閉じていることを確認する。
  2. 制御用PCのMAINパネル上の「DETECTOR」ボタンをクリックし、検出器架台制御用ソフトを立ち上げる。

  3. 「II+CCD」ボタンをクリック。検出器の移動が完了するまで待機する。

  4. 制御用PCのMAINパネル上の「CCD+FP」ボタンをクリックし、CCD・FPD測定用ソフトを立ち上げる。
  5. FPD測定用PCでHiPicを起動。
  6. HiPicのメニューバーから「File」→「Option」→「Camera」を選択。トリガーモードを"Internal"(内部トリガ)から"Sync. Read Out"(外部トリガ)へ切り替える。

  7. メニューバーから「Acquisition」→「Sequence」をクリック。Sequence control画面を開く。
  8. データ保存先を指定する。(注)ファイル名の直後にデータ番号が付加されて保存される。"ファイル名001.img など"


【通常測定の場合】(Acquireモード)

  1. Acquisition modeを「Acquire」に設定。No. of Loopsに測定枚数を入力する。

  2. 露光時間を設定する。また、Scan speedを「1」に設定。

  3. 制御用PCの測定用ソフト上で、各測定条件(測定モード・露光時間・測定枚数・測定間のウエイト)を入力し、Enterで確定する。

  4. IC値データの保存先フォルダを指定する。

  5. 検出器用PCのHiPicプログラム上で「Start」ボタンを押す。

  6. 60秒以内に、制御用PCの測定用ソフト上の「START」ボタンを押す。→測定が始まる。
    (STARTボタンを押した後、長時間(60秒以上)放置するとHiPicがフリーズしてしまいます。)


【Analog Integrationの場合】

  1. Acquisition modeを「Analog Integration」に設定。また、測定枚数(←積算回数ではない)を入力。

  2. 露光時間・積算回数を設定する。また、Scan speedを「1」に設定する。

  3. 制御用PCの測定用ソフト上で、各測定条件(測定モード・露光時間・積算回数・測定枚数・測定間のウエイト)を入力し、Enterで確定する。

  4. IC値データの保存先フォルダを指定する。

  5. 検出器用PCのHiPicプログラム上で「Start」ボタンを押す。

  6. 60秒以内に、制御用PCの測定用ソフト上の「START」ボタンを押す。→測定が始まる。
    (STARTボタンを押した後、長時間(60秒以上)放置するとHiPicがフリーズしてしまいます。)


【途中で測定を止める場合】

  1. HiPicソフト上で「Abort」ボタンを押す。

  2. 引き続き、制御用PCの測定用ソフト上で「STOP」ボタンを押す。

  3. HiPic画面上に小さなウインドウが残るので、これを閉じる。

【その他】